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    弥治郎こけし直営店

    新山実

    昭和31年3月20日、弥治郎集落のこけし工人・新山学の長男として生まれる。昭和49年高校卒業と同時に木地の修業を始めた。新山学に師事して研鑽を積み、曾祖父から続く「栄五郎型」を継承している。その後、江戸独楽(えどこま)の名工・廣井道顕から独楽づくりも学ぶ。平成29年に上田康友が弟子入りした。その後、修練を重ね、宮城県内に23人(2020.7現在)しかいない「伝統工芸士」になる。またECサイト「弥治郎こけし」を運営する宮城こけし販売会の前身、弥治郎こけし販売会の会長を2020年から1年半務め、こけし工人5名の作品販売に尽力した。作風は、思わず手に取りたくなるような「可愛らしさ」であり、アマビエこけしなどの常に新しい作品にも挑戦している。

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